「言葉にする時間」
はじめまして。食べることが大好きな福田です。
暑さもやわらいで、食欲の秋がやってきましたね。
この季節になると「月見〇〇」という言葉をよく目にします。
食べることが大好きな私は、「ついにこの季節がきた!」と嬉しくなり、今年も様々なお店の「月見〇〇」を楽しんでいます。
そんな秋のある日、ふと「忙しさに追われる毎日でも、ちょっと立ち止まって自分の気持ちと向き合いたいな」と思いました。
嬉しい、楽しい、おいしい、嫌だ、悲しい‥‥そんな小さな気持ちを、忙しさにまぎれて流してしまうのはなんだかもったいない気がして、久しぶりに日記を書き始めてみました。
実は学生の頃にも、気まぐれに日記を書いていたこともあったのですが、三日坊主でなかなか続かず・・・
今回も「毎日書こう」とは決めずに、1日1行でもいいし、1週間に1度でもいい。自分のペースで書きたい時に書いてみようかな、くらいの気持ちで始めました。
そうすると意外にも1週間ほど続いていて、自分でもびっくりしています。
それからもうひとつ、今回は“紙の日記”ではなく、スマホのアプリを使っています。
スマホのアプリにすることで、写真を添えられたり、仕事帰りの電車の中で書けるので、思った以上に続けやすいです。
形にこだわらないことで、続けやすくなったのかもしれません。
書き始めると、いろんな気持ちが出てきます。その瞬間には言葉にできなかった気持ちが、文章にすることでじんわりと浮かびあがってきます。「こうしてもらえてたから嬉しかったんだ」「あの時、ちゃんと嫌だったんだ」とか。書くことで、心の中の気持ちの整理に繋がっているように思います。
それだけじゃなく、「今日は月見〇〇を食べて幸せだった」と書くだけで、特別なことがなくても、“何かがちゃんとあった日”になる気がするのも日記の良いところだなと思います。
同じような日々の中でも、自身が感じること、その日の体調、空の色、目につくものって少しずつ違っていて。それに気づかせてくれるのが、日記なんだなと思いました。
何もなかったように思える日にも、「たしかに何かがあった」と思わせてくれる、日記は本当に不思議なものだと感じています。
そんな日々を、これからも少しずつ書き残していけたらいいなと思っています。
写真は、私の日記に添えている“ある日の1枚”です。
