「言葉の深海を見つめる」

こんにちはバロックです。
今回は,漫画の話をしたいと思います。

 先日わたしはジャンプ+という漫画アプリで読み切り掲載されていた「言葉の深海」という漫画を読みました。

 話の主軸として発達障害グレーゾーンの主人公が話したいことを上手く言葉として表現できないことが描かれており、愛犬の死を通じて人と関わり言いたいことを少し言えるようになるということを書かれていました。

 私は幼少期、この主人公のように言葉を上手く表現できず、他人が話しかけたことに対して頷くしか出来ない子供で思っていることを話すことが出来ませんでした。

 ですが、中学高校と優しい友人が居たことで人と話すことが少し出来るようになりました。

 しかし、社会人1年目になってまた言いたいことを話せなくなります。

 何故かと言いますと、社会人としてのコミュニケーションが分からなかったからです。

 皆さんも社会人になって社会人、大人としてどう振る舞うべきか悩んだと思います。

 私は、社会人としてのコミュニケーションが分からなかった時たくさんコミュニケーションの本、営業の本など実用書というものをたくさん読みました。

 そして先輩、上司が立場ごとにどう言った会話をしているか、仕事の話、雑談を観察して実際に自分もマネしてみることから始め、いろいろな環境に身を置き徐々にコミュニケーションが取れるようになり、自信を持つことで思っていることや社会人として意見を言える大人になりました。

 漫画の主人公のように頭の中にある言いたいことが消えてしまう。どう言えば良いかわからないという段階は、発達障害でなくとも経験している人は多いと思います。

 その悩み事があるならば、安全に話すことができるカウンセリングなどで気持ちを話す練習をしても良いかもしれません。

 日本でカウンセリングを受けるという行為はとてもハードルが高い印象で、心理的疾患者や重篤な悩みを抱えた人が行くところと思われていると思いますが、アメリカなどの外国は自己理解やメンタル管理としてもっと気軽にカウンセリングを受けています。

 カウンセリングは高いと思われがちですが、病院併設の保険適応ができるカウンセリングもありますので、まずは医療機関を介して自分の気持ちを話すことを目的として気軽にカウンセリングを受けてみてはどうでしょうか。

 日本のカウンセリングの敷居が低くなれば、多くの方が生きていくうえで抱える悩みも減り、社会的課題も少なくなり、現代社会が生きやすくなるのではないかと私は思っております。

今回は「話す」ことをテーマに書かせて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
また次回も読んで頂けると幸いです。