ことばに救われる(「突然おじゃま」編)

東京都町田市、神奈川県相模原市で開業をしています、町田さがみはらカウンセリングルーム臨床心理士の桑本佳代子と申します。

岡村先生と親しくさせていただいておりますご縁で、お邪魔させていただきました。

カウンセラーも人ですから、不安になったり、絶望してしまったり、何もかも投げ出してしまいたくなったりすることがあります。先日、この仕事は自分に向いていないなと感じてやめようかと思ったことがありました。その時、「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰」という本に出会いました。「不安と生きるか。理想に死ぬか。」とセンセーショナルな帯がついているのですが、「誰よりも熱く、誰よりも冷静だった天才思想家」の言葉に救われる思いがしました。特に、「お願いです。本当にお願いですから、たった一回負けたくらいで、やめないでください。」という言葉にハッとしました。心が揺れました。言葉を使って相手に寄り添う仕事をしていて、自分自身が言葉に救われる、ということもあるものですね。他の人にとっては、なんてこともない言葉であっても、その時の自分にはハッとする出会いがあるものですね。

「覚悟の磨き方 超訳吉田松陰」 池田貴将編訳 サンクチュアリ出版