「うまくいっている人の考え方」の感想

 こんにちは。レディオです。今日は、「うまくいっている人の考え方」というミリオンセラーの本を、数年前に読んだ時の感想を書こうと思います。このタイトルを見かけて、藁をもすがる思いで購入しました。気に入った箇所を書き綴ります。

・「まず、自分をほめる」定期的に、1人カラオケをしています。長年反省会と称して録音を聴いてフィードバックするのですが、最近は達観してそこそこの歌唱力を褒めています。
・「自分の健康は、自分で責任を持つ」これは、異議あり!です。自分のうつやパニック発作は、環境の変化によるものです。人の思惑も、原因です。どう責任取ればええんや、という話です(苦笑)
・「ほめ言葉は素直に受け入れる」自分は日本の謙遜文化が大好きですが、いき過ぎて自尊心を失ってしまいました。カラオケや作文を褒めて頂いたり、数年に1回は顔をよく言われたこともありました。その都度お世辞だと諦めていましたが、今度褒められたら受け入れたいものです。
・「よけいな競争はしない」これは競争大好き父方祖母を反面教師にして、思い続けてきました。いまだに劣等感が抜けないのは、完全な隔世遺伝です。もっともその人達はナルシストなので、自分が1番だと思いあがっています。ああならなかっただけマシと思う、今日この頃です。
・「自分のミスは、すべて許す」前回凸凹人生をまとめましたが、ミスの多い半生だと思いました。選択の、間違いです。ただこれも人の思惑が大部分を占めており、自分の範囲ではどうしようもなかったと今は開き直っています。
・「他人に対する悪い感情は、さらりと忘れる」今年は内科のI先生、去年は心理のI先生。大学のS教授など、外で爺に恫喝される人生です。この人達の年齢は驚くことに70~80代。年をとっても可愛げがないと、人って終わりだなと学びました。感謝しています。
・「他人を批判しない」さっき批判した口で言えませんが、ネットの批判社会が大嫌いです。これはテレビにも波及しており、朝から晩まで芸能人や有名人叩きでもうウンザリです。SNSユーザーやテレビコメンテーターの虫唾が走るモノの言い方は、自分が浴びた罵り言葉とまんま一緒です。それを世界に発信する、愚か者。強いメンタルは、見習いたいものです。
・「感謝の言葉や誉め言葉はすぐ口にする」これは実践している、つもりです。油断すると本性の汚い言葉が出るので、困ったときは「お陰様」や「ありがとう」を連呼しています(笑)
・「今、幸せだと気づいている」中々難しいですが不幸だった頃と比べれば良いのかなということで、幸せな時は幸せと思うようにします。
・「非現実的な期待を持たない」自分がそうなので文句言えませんが「昔に戻りたい、昔は良かった」という老人が嫌いです。思うのはいいにせよ、それをネットに書く間抜けさ。自分はまだ何とか立て直せる世代かと思うと、安心を頂けます。
・「情報をうのみにしない」先ほど書きましたがネットやSNSはおろか、テレビや新聞も批判ありきの社会となってしまいました。自分は幸いメディア分析を自己流でおこなっているので、余裕を持ち始めています。まずはNHKを切る所から、スタートです。
・「物怖じせずに質問する」これは西大和中や塾でおこなって、馬鹿にされ続けてきました。トラウマです。最近はバカを前面に押し出しているので、少し質問しても良いと感じてきました。我ながら軌道修正して、偉いです。
・「心の中に静かな場所を見つける」ご覧の通り常にイラつく心なので、癒しを求めています。ラジオの癒し、本の癒し。アロマを始めたのは、体が欲したのかもしれません。
・「自分の判断を信頼する」全てを犠牲にして価値観を育ててきたつもりなので、それなりに信頼しています。テレビ・音楽・紅白・聖子ちゃんを研究して20年、ラジオを研究して15年が経ちました。ここ3年は本や雑誌を、分析しています。判断は上手くないですが、センスのある人になりたいです。


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