読み応え十分!ナンシー関さんの雑誌評論
こんにちは。レディオです。今日は「ナンシー関さん」について書いてみようと思います。
この3日間はナンシー関さんの、「何をかいわんや」という本を読んでいました。さくらももこさんならんで、最も文章がうまいと思われるエッセイストで、今回も文句なしの面白さで笑えました。
ナンシーさんといえばテレビ評論なのですが、興味深かったのは雑誌に関して取り上げていた箇所です。目次をあげてみると、
・百花繚乱のテレビ雑誌の中で「週刊テレビ番組」の位置が不可解なんである
・知られざるオヤジ雑誌随一の読み物「松村邦洋のベスト10」
・オチすらもない呆然の長寿連載風刺画、「タカノアキコイラスコラム」
・愛すべき「つまらなさ」が横溢、4コマ漫画誌の楽しみ方
・作家のアイドル化もウリ。「小説誌」の現在
・やはり奥が深い。「趣味は俳句」人口が支える俳句雑誌の数々
といった具合です。1995年ごろのコラムで、自分がまだ0歳だったころと思われるのですが、とにかく雑誌が全盛期で様々なものがあったのだと、うらやましくなります。
「週刊テレビ番組」は古本屋で買ったことがあり家に保管していますが、確かにテレビ欄以外はやたら薄っぺらい不可解な雑誌です。ほかには今ではあるのかもわからない、4コマ漫画誌も興味を引きます。
小説誌や俳句雑誌は今でも売られてはいますが、立ち読みされているのすら見かけません。このころは豊富に売られていたようで、日本文化が花盛りだったのがわかります。
全体的にはいろいろな雑誌に載せたコラムの寄せ集めで面白いのですが、本としては読みにくいです。ある意味雑誌的な本で、自分も雑誌を全く見ないのでこれを機に買ってみたいなと思いました。
消しゴムはんこでも有名なナンシー関さん、ぜひ機会があれば読んでみてください!