NEW!5,文鳥さん「グループセラピーについて」

あるのお昼のこと・・・
「いやぁ今日は本当に暑いな~ずぞぞぞぞ(アイスコーヒーを飲む音)」
「あの…ごめんください……」「カメ先生…ウサギ助手……いらっしゃいますか……」
「……ん?なにか今聞こえた?」
「こんにちは・・・ぶ、文鳥です・・・。」
「いま・・・大丈夫ですか・・・。」
「ぶ、文鳥さん!?どうしたんですか顔が真っ赤ですよ!!!」
「フラフラじゃないですか!どうぞ入ってください!」
「すみません・・・(震)」
「と、図書館に勉強しに行こうと思って・・・飲み物持ってなくて・・・暑くて飛べなくて・・・帰りのバス全然来なくて・・・・・・すみません・・・・・・」
「文鳥さん!大丈夫ですからとにかく中に入ってください!!はやくはやく!」
「どうしたんだいウサギ助手、バタバタとして。」
「…! 文鳥さんじゃないか、いったいどうしたんじゃ!」
「文鳥さん!ほらほら、ここに横になってください!」
「エアコンきいてますからね!これ、飲み物も飲んでください!塩分タブレットも!保冷剤も!どうぞ!」
数分後・・・
「ありがとうございます…助かりました。ずいぶん楽になってきました。」
「ひとまずは安心じゃが・・・それにしても文鳥さん、顔色がよくないのう。」
「最近、眠れているのかい?」
ぎくり・・・
「じつは最近、暑かったり急に雨が降ったりで部屋の中にいることが多くて、そしたらなんだか夜眠たくならなくて。寝ずに勉強してたんです。」
「詳しく知りたい所がでてきて、今日は朝ちょっと涼しかったので図書館で調べようと思って出かけたら…この状況です。」
「そうじゃったのか。よく来てくれたのう。そうか・・・天気や暑さなど、色んなことが生活リズムに影響して、体調にも変化があったのかもしれんのう。わしも連日気持ちよく散歩ができなくてのう。」
「うんうん、私も暑くて外出が億劫に思ってたのでよくわかります。エアコンのきいた環境に慣れちゃって余計に。」
「水分と塩分、意識して摂らないと、熱中症になっちゃいますからね~」
「ちなみに、”詳しく知りたい所”ってどういったことなんですか?」
「それが、グループセラピーっていうものなんですけど…」
「飼い主から今度参加すると聞いて、私も知りたいと思いまして。」
「ほう!グループセラピーか。ちょうど今、ウサギ助手に資料作成を頼んでおったところじゃ。」
「まだ作成途中ですが持ってきましょうか?少々お待ちを…」
①『グループセラピー(集団療法)』とは・・・
個人心理療法や(個人)カウンセリングは、セラピストと来談者の2者間で行うのに対し、グループセラピー(集団療法)では、セラピストを含めた複数の参加者で実施されます。
参加者の人数は4人~10人以上など、そのグループの目的やルールによってさまざまです。
参加者間での交流を通して、他者との繋がりを感じたり、自分のコミュニケーションについての気付きを得たりすることが期待されます。
グループセラピーには、「ファシリテーター」という促進の役割を担う人がおり、参加者同士の関わりを促進したり、安心できる場になるようにグループを見守ったりします。大抵はグループに関わっているセラピストがファシリテーターの役割を担います。
「ふむふむ、この辺りはざっくりですが本で読みました。」
「グループセラピーで行う内容もグループによってさまざまなんですよね。」
「そうなんです。自分の悩みを話したり、相手の話を聞いたりする、THE・会話な会もあれば、アートセラピーと組み合わせて、作成物をシェアし合うような会もあって、多種多様なんです!」
「少しずつ他者との交流を学んだり、色んな人の考え方に触れたりできるのがグループセラピーの良い所ですよね。一方で、個人療法と比べると個人の深い悩みは話しにくかったり、他者の話にモヤモヤを感じたりすることもあるかもしれませんね…」
「そうなのじゃよ。やはり他者との交流じゃからのう。緊張したり、自分の思い通りにならないこともあるかもしれん。しかしそれもまた、大切な経験なのじゃ。」
「良いこと言いますね~カメ先生~」
「グループセラピーは色々な方法があるんですが、その中でも代表的なものをピックアップしました!」
②代表的なグループセラピー
・エンカウンター・グループ
→来談者中心療法を創始したロジャーズ(Rogers,C.)が提唱した方法である。深い他者との交流を通して、自己理解や自己受容を体験し、他者とのよりよい関わりや自分自身の人間的な成長を獲得することを目標とする。実施は数日間にわたって行われる場合がある。
・自助グループ
→同じ困りごとや問題を抱える者同士が集まり、同じ悩みを分かちあったり、解決のために助言をし合ったりするグループである。依存症や不登校、がん患者、また家族が集まる自助グループなど、グループの種類は多様である。心理士を介さない場合がある。
「まだまだ完璧な資料にはなってないんですが、こんな感じですかね!って文鳥さんの体調を考えずに突っ走っちゃいました!文鳥さん、すみません…」
「いえいえ!勉強になりましたし、すっかり身体が楽になりました!」
「塩分タブレットまでいただいて。ありがとうございます。」
「う~んと、それからのう。あれ、あれのことなんじゃが…」
「な、なんですか先生」
「そうそう、思い出した。御影カウンセリングオフィスのことじゃ。」
「文鳥さん、飼い主が今度グループセラピーに…って話していたかのう。」
「はい。そうです。なんとかワークって言ってました。」
(※文鳥さんの飼い主は御影カウンセリングオフィスに通っている)
「そうじゃそうじゃ!御影カウンセリングオフィスでは、ココロジカルワークというグループセラピーをやっているんじゃ!」
「ココロジカルワーク・・・!」
☆ココロジカルワークについて
御影カウンセリングオフィスでは、少人数制のグループセラピー「ココロジカルワーク」を開催しています。
自分自身について自由に表現したり、語ったり、他の参加者に耳を傾けたりしながら、集団でのコミュニケーションを体験し、新たな自分や関係を発見することを目的としています。
「人前で語るのが苦手かも…」「いつもとは違った自己表現を体験してみたい!」などのさまざまな気持ちを抱えながらでも、じっくりゆっくりと安全に集団が体験できるように、オフィススタッフも参加してアシストしています。
「へぇ~~!!知らなかった!」
「なんだかいいですね。守られた空間の中で、焦らず自分のペースで他者との関わりを体験できるんですね。」
「私の飼い主、急に誰かと話すのは心配だけど、ココロジカルワークでスタッフの人のアシストも受けながらちょっとずつチャレンジしてみるって言ってました!」
「そうじゃったんじゃのう~。どうやら簡単なアクティビティや芸術療法を取り入れている場合もあるそうじゃ。」
「楽しそうですね!私も参加してみたいです!」
「うんうん、私も体験してみたいです。ウサギ助手、いつかプチ相談所でも企画してくださいね!」
「カメ先生、ありがとうございます。とてもよくわかりました。」
「それはよかった。ウサギ助手、もし企画するならいつでも相談しておくれ。」
「文鳥さんも、飼い主さんも、無理せずにのう。勉強も、グループセラピーも、ぼちぼちで十分じゃよ~」
「外出する時は水分を忘れずに、適度に涼しい場所で休憩してゆっくりほっこりじゃ。」
「先生~また良いこと言いますね~!!ゆっくりほっこり、ですね~!」
「ふふふ、カメ先生とウサギ助手のやりとりを見てると元気がでます。よし、飼い主が心配していると思うのでそろそろ失礼します。今日は本当にありがとうございました!」
文鳥さんは軽やかに羽ばたいていった____
「ふふふ、文鳥さん、もうプロですね。」
「そうじゃの。真っ赤な顔でフラフラだった文鳥さんにも驚いたけれど、文鳥さんの学習意欲にもまた驚かされたのう~」
「そうですね!文鳥さんを見ていると、私も頑張ろう!って気持ちになります。」
「ふぅ~夕方になって良い風が吹いてきましたね~!」
「先生、私アイス食べたくなってきたので買ってきます!アイス最高~!」
「ほっほっほ~!!ウサギ助手は冷たいものが好きなんじゃのう。いってらっしゃい。」
「わしも晩御飯の用意をしようかの。そうめんにしようかなぁ。」
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